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H&N~エイチの時々徒然~

日常のアレコレや、大好きな旅のこと、舞台のこと、写真のこと、本のこと、映画のこと、音楽のこと、食べること(笑) 気の向くままに展開中~。

「1984」兵庫公演、観てきました。

コンバンハ。エイチです。
なんだか、毎度のことですが、毎月早すぎやしませんか?
特に、4月の末からちょっとばかし、バタバタが激しくなり、
ストレスフルな日々でございます(苦笑)
一日が早すぎる。。。色々やらねばと、毎日思いつつ、
全然進まん!
というわけで、久々の登場です(これも毎度)。

さて、5/16の水曜日。
久々に舞台DAYでございました。

その舞台は、これ→「1984
http://www.nntt.jac.go.jp/play/performance/16_009661.html

もともとは、ジョージ・オーウェルが1948年に執筆(刊行は1949年)した小説。
で、その戯曲化。2014年にロンドンで初演、オリヴィエ賞にノミネートされ、
2017年にはニューヨーク・ブロードウェイでも上演された作品とのこと。

なんでだったか覚えてませんが、雑誌「COSMOPOLITAN」のWEBニュースで、
たまたま「1984」のブロードウェイ版の記事を読んだのが、去年(2017年)のこと。
記事はこれ↓
https://www.cosmopolitan.com/jp/entertainment/celebrity/news/a5404/olivia-wildes-1984-broadway-show-audience-faint/
それから、早々に日本版が上演される!それも、主演が井上芳雄氏ではないか!!
ってなわけで、チケットを先行で押さえまして、
行って参った次第でございます!

いやーなんというか、久しぶりに~重かった~苦笑
予想はしてたけど~~~~。
井上氏のストレートプレイで、なおかつ、内容も、ずっしり。

||STORY||
時は2050年以降の世界。人々が小説『1984』とその"附録"「ニュースピークの諸原理」について分析している。
過去現在未来を物語り、やがて小説の世界へと入って行く……。
1984年。1950年代に発生した核戦争によって、世界はオセアニア、ユーラシア、イースタシアの3つの超大国により
分割統治されており、その3国間で絶え間なく戦争が繰り返されていた。
オセアニアでは思想、言語、結婚等全てが統制され、市民は"ビッグブラザー"を頂点とする
党によって、常に全ての行動が監視されていた。
真理省の役人、ウィンストン・スミス(井上芳雄)は、ノートに自分の考えを書いて整理する
という、発覚すれば死刑となる行為に手を染め、やがて党への不信感をつのらせ、
同じ考えを持ったジュリア(ともさかりえ)と行動をともにするようになる。
ある日、ウィンストンは、高級官僚オブライエン(神農直隆)と出会い、
現体制に疑問を持っていることを告白する。
すると反政府地下組織を指揮しているエマニュエル・ゴールドスタインが書いたとされる
禁書を渡され、体制の裏側を知るようになる。
はたして、この"附録"は誰によって、どのように書かれたのか?
それは真実なのか? そして今、この世界で、何が、どれが真実なのだと、
いったい誰がどうやって分かるのだろうか……。
(新国立劇場 演劇HOME。「1984」公演情報。公式より抜粋。一部加筆。)

ものがたりでもおわかりのように、近未来モノの映画やドラマで語られがちな設定ではあります。
「もしも」が起こった世界の現在過去未来。
マンガなどでもありそう。
なんというか、重たさ暗さでいうと、手塚治虫とか浦沢直樹のシリアスモノの重さ。
あとは、映画「マトリックス」とかアニメ「攻殻機動隊」なども若干浮かんでくる。
ただ、ですよ。
むしろ、この作品の原作が、原点!?なのでは??というとこに注目。
なんせ、原作が書かれたのは1948年ですからね。
第二次世界大戦が終わって数年の時期ですもの。
(作者は戦前からこのストーリーの構想を練っていたそう。)
その時代に想像した、「もしも」の世界。
おそらく、世界情勢としても、今よりもより民主主義と社会主義が顕著に国々に掲げられ、
なおかつ、戦争自体がもっと人の近くにあった時代。
単純に反共産主義を描きたかったというより、読者(受け手)がそう解釈したのかも、と
思わされましたね。

舞台としては、シンプルなセットで、どこか古臭さも感じる空間づくり。
ガラスで仕切られた部屋と廊下と机、木製のロッカー棚。
テーブルと椅子、など簡素。
そこに、映像の仕掛けを時折はさみ、舞台が部屋になり、オフィスになり、
食堂にもなり。。。

手元のアップや表情のアップなどが、たくみに映像として映し出されるので、
俳優陣の動きだけでなく、表情にも自然と目が行きます。

あとは…終盤の拷問シーンですねー。
BW版ではこのシーンを観た観客に失神者が出たそうな。。。
どうなんだろうか。日本版はちょっとソフトにされてたのかも??
ただ、確かに、真っ白な部屋(それだけで精神に異常をきたしそう。)ガラス張り。
拷問。。。ときたら。。。

後味が良いわけないですよね(苦笑)

カーテンコールでも、ほぼ無表情の俳優陣。
井上氏の舞台では、カーテンコール時におしゃべりがあったりするのですが、
今回はなし。(うなずける。)
出待ちもやんわりと辞退(井上芳雄公式HPに掲載あり)。

そりゃー精神削られますね!
観てるこっちが、ひりひりするんですもの。
演者はそれを表現しているわけで。。。
考えただけでしんどい。
終演後、笑って明るくファンに接するのは、ギャップがありすぎて、
辛いレベルだわ。

この公演は、亡くなられた大杉漣さんがキャスティングされていた舞台で、
その役を神農直隆さんが演じておられました。
大杉漣さんより、かなり若い俳優さんですが、
ずしりとした、圧のある人物を演じられていました。
こうなると、また、大杉漣さんならどうやって演じたのか、が気になるところですが、
それは、もう叶わないわけであり。。。
言ってもしょうがないんですけどね。舞台での大杉さんを観てみたかったです。

内容になかなか噛み付いたり(笑)感想が言いづらい舞台でありました!
劇中歌が、その後数日。。。頭に張り付いてやばかった、とはお伝えしておきます!
なおかつ、ひとりで観てなくってよかった、、、。感想吐き出したい!と思いましたもの。
夢には観たくないなーな舞台でございました。
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